1994-11-30 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第9号
○河野国務大臣 米の問題につきましては、一九八六年の九月、すなわちウルグアイ・ラウンドの開始直前に、米国精米業者協会、RMAでございます、米国精米業者協会が米国通商代表部に日本の米の貿易制度につき三〇一条の提訴を行い、USTRはこれを却下するとともに、本件をウルグアイ・ラウンドで取り上げるとの意向を表明したという経緯はございます。
○河野国務大臣 米の問題につきましては、一九八六年の九月、すなわちウルグアイ・ラウンドの開始直前に、米国精米業者協会、RMAでございます、米国精米業者協会が米国通商代表部に日本の米の貿易制度につき三〇一条の提訴を行い、USTRはこれを却下するとともに、本件をウルグアイ・ラウンドで取り上げるとの意向を表明したという経緯はございます。
(拍手) 三度にわたる本院の米の国会決議は、米の完全自給を政府に求めるものでありますが、その中でも八四年七月の国会決議は、三年連続の不作が続いた後の韓国米の輸入を受けたものであり、そして、八八年九月の国会決議は、米国精米業者協会が米国通商代表部に米市場の開放を求め提訴したのに対し、「米国内の我が国に対する自由化要求の動きは、極めて遺憾であり、認められない。
最近、米国精米業者協会等が新通商法三〇一条に基づき提訴するなど、我が国の米の自由化を求める動きが見られるところであります。申すまでもなく、米は国民の主食として総カロリーの供給量の三〇%、我が国農業生産の三〇%を占め、作付農家は三百三十万戸にも及ぶ、最も基幹的な農作物であります。また、水田は国土保全の面でも欠くことのできない役割を果たしています。
まず、米の市場開放要求についてでありますが、米国政府が、我が国の米の輸入制度について米国精米業者協会等が行った提訴を却下した際、来る十二月のウルグアイ・ラウンドの中間レビューにおいて我が国の米問題について日本政府の積極的な対応を要求し、それが実現されなければRMAの再提訴を促すとの条件を付していることは遺憾であります。
米国政府が、我が国の米の輸入制度につきまして、米国精米業者協会などが行いました提訴について、二年前と同様、ウルグアイ・ラウンドで扱うのがより適切であるとしてこの提訴を却下したということ自体は一応評価をいたしております。
去る十月二十八日、米国通商代表部は、我が国の米の市場開放を求めた米国精米業者協会、RMAの提訴を却下いたしました。このことは、一応の評価として受けとめられていますが、十二月のウルグアイ・ラウンドの中間取りまとめにおいて日本が市場開放に対する積極的な姿勢を示さない限り、RMAの再提訴を促すとするなどの大変厳しい条件がつけられています。
今般の米国精米業者協会の提訴は、従来の経緯にかんがみまして、米国政府が速やかに却下することを期待し、また、働きかけをいたしておるところであります。 最後に、農政への取り組みについてお尋ねがありました。
今般の米国精米業者協会の提訴は、従来の経緯にかんがみ、米国政府が速やかに却下することを強く期待しておる、これが現在の実情でございます。 以上で私のお答えを終わります。(拍手) 〔国務大臣佐藤隆君登壇、拍手〕
今般の米国精米業者協会、RMAの提訴は、従来の経緯にかんがみまして、米国政府が速やかに却下することを期待いたしておるところであります。 さて、農政の長期ビジョン、そしてまたいわゆる農政外交の姿勢について御鞭撻をいただきました。
今般の米国精米業者協会の提訴は、従来の経緯にかんがみ、米国行政府が速やかに却下することを強く期待しておるところであります。(拍手) 〔国務大臣佐藤隆君登壇〕
社会党は、去る九月二十六日に、九月十四日、米国精米業者協会が米国の通商代表に対して、我が国が米の輸入割り当てを開始することを求める提訴をしたことに関連をして三項目の要請を農水大臣にいたしました。このことについては文書を出してありますから中身には触れませんが、このときに八項目の冷害に関する申し入れをいたしたわけであります。同時にまた、社会党としては三班を構成して現地調査を行っております。